推し文庫 特典2
Gemini Notebook活用ガイド

貯めた記事を、Gemini Notebookに読み込ませて使うためのガイドです。

これは何か・なぜ必要か

Gemini Notebook(旧NotebookLM)は、Googleが提供している無料のAIツールです。読み込ませた資料だけをもとに答えてくれるので、「自分の記事の中では」「この書き手の記事の中では」という聞き方ができます。答えには、どの記事のどこを根拠にしたかの番号が付くので、元の文章もすぐに確かめられます。

所要時間の目安
ソースを追加するだけなら5分ほどです。質問文はコピーしてそのまま使えます。
必要なもの
推し文庫の本体で、書き手のドキュメントが貯まっていること

このガイドの質問文は、コピーしてそのまま使えます。「◯◯」の部分だけ、ご自身の内容に書き換えてください。

🔍 画像は押すと大きく表示できます

準備1:ノートブックを分けて作る

ノートブックは、必ず目的ごとに分けて作ってください。

このガイドの質問文は、「私の過去記事」「この書き手」という聞き方をしています。何人もの書き手の記事を1つのノートブックに入れると、Gemini Notebookは誰の記事のことか分からなくなります。実際に試したところ、「私の過去記事から探して」と聞いたのに、質問を無視して、入っている書き手全員の分析を返してきました。

すでに1つのノートブックに何人分も入れてしまった場合は、ソースの一覧で、使いたい書き手のドキュメント以外のチェックを外してから質問してください。チェックを外したソースは、質問の対象から外れます(ソース自体は消えません)。

準備2:ソースに、推し文庫のドキュメントを追加する

1

Gemini Notebookで新しいノートブックを作り、「ソースを追加」を押します。追加元の選択肢が出るので、「ドライブ」を選びます。

「ソースを追加」→「ドライブ」
「ソースを追加」→「ドライブ」
2

Googleドライブの「推し文庫」フォルダの中から、書き手のドキュメント(「◯◯ — 推し文庫」)を選んで追加します。同じ書き手のドキュメントが「◯◯ — 推し文庫(2)」のように分かれている場合は、分かれたものも全部追加してください。記事がたくさん貯まると、推し文庫が自動でドキュメントを分けるためです。

書き手のドキュメントを選ぶ
書き手のドキュメントを選ぶ
3

ソースとして追加されると、一覧に書き手のドキュメント名が出ます。

新しく保存した記事は、数分ごとに自動で反映されます。すぐに反映させたいときは、ソースの一覧でそのドキュメントを開き、同期のボタンを押してください。

ソース一覧に追加された状態
ソース一覧に追加された状態

使い方1:過去の記事から、話題を探す

「あのとき、なんて書いたっけ?」を探すときの質問です。

ケース1前に書いた記事の内容を確かめたいとき。

コピー用:

私の過去記事から、「◯◯」について書いているものを探してください。記事ごとに、タイトルと、何と書いているかの要点を教えてください。

答えが出たら:気になった記事は、答えに付いている番号を押すと、元の文章を確かめられます。

ケース2言い回しを思い出したいとき。

コピー用:

私の過去記事で、「◯◯」に近い言い回しを使っている箇所を探してください。記事のタイトルと、その前後の一文を教えてください。

使い方2:これから書く記事と、過去の記事の矛盾を確かめる

「この話、前にも書いた気がする」というときの質問です。

ケース1記事を公開する前。

コピー用:

これから書く記事の下書きを、下に貼ります。私の過去記事の中で、同じ話題を扱っている記事と、内容が食い違っている箇所があれば教えてください。食い違いがなければ、ないと答えてください。

(ここに下書きを貼る)

答えが出たら:食い違いが見つかったら、どちらが今の自分の考えに近いかを決めて、下書きか、補足の一文を直します。考えが変わったこと自体を、記事のネタにしてもかまいません。

ケース2同じ話を何度も書いていないか確かめたいとき。

コピー用:

私の過去記事の中で、同じテーマを何度も扱っているものを、テーマごとにまとめてください。それぞれ、何本の記事で扱っているかも教えてください。

使い方3:反応がよかった記事の共通点を探す

スキが多かった記事を探すだけなら、管理表で十分です。Gemini Notebookを使うのは、その先の「なぜスキが多かったのか」を、記事の本文から比べるところです。

まず、管理表で比べる記事を選びます。

  1. 管理表の「記事一覧」シートを開きます。
  2. 「著者名」の列で、比べたい書き手(自分の記事なら自分)だけに絞り込みます。
  3. 「スキ数」の列を、大きい順に並べ替えます。
  4. 上のほうの記事(スキが多い記事)と、下のほうの記事(スキが少ない記事)のタイトルを、3本ずつコピーします。
4

著者名で絞り込み、スキ数で並べ替えると、多い記事・少ない記事がひと目で分かります。

著者名で絞り込み、スキ数で並べ替えた記事一覧
著者名で絞り込み、スキ数で並べ替えた記事一覧

ケース1スキが多かった記事と、そうでない記事の違いを知りたいとき。

コピー用:

スキが多かった記事(A)と、少なかった記事(B)について、記事の本文から、書き出し・構成・タイトルの付け方の違いを整理してください。本文を長く引用せず、違いの要点だけで答えてください。

A(スキが多かった記事)
・(タイトルを貼る)
・(タイトルを貼る)
・(タイトルを貼る)

B(スキが少なかった記事)
・(タイトルを貼る)
・(タイトルを貼る)
・(タイトルを貼る)

答えが出たら:スキ数は、記事を保存した時点の数です。始めたばかりの頃の記事は、フォロワーが少なかったぶん、スキも少なくなりがちです。書き方の違いを知りたいときは、管理表の「公開日時」も見て、公開した時期が近い記事どうしを選んで比べてください。違いが分かったら、次の記事で1つだけ試してみるのがおすすめです。

使い方4:書き出し・タイトル・構成を振り返る

ケース1自分の書き方のクセを知りたいとき。

コピー用:

私の記事の書き出しに、共通する型を3つ見つけてください。それぞれ、どの記事が当てはまるかも教えてください。

ケース2タイトルの付け方を見直したいとき。

コピー用:

私の記事のタイトルを、付け方の型ごとに分類してください(例: 問いかけ型、数字入り、〜という話、など)。型ごとに何本あるかも教えてください。

答えが出たら:使い方3で、スキが多い記事と少ない記事のタイトルを並べて聞くと、「どの型のタイトルの反応がよいか」まで見えてきます。

使い方5:参考にしている書き手の書き方を研究する

参考にしている書き手のノートブックで使います。ここでの目的は、文章をそのまま使うことではなく、「なぜ読みやすいのか」「なぜ続きを読みたくなるのか」を学ぶことです。質問文にも、原文を写させない一文を入れています。

ケース1その人の記事の組み立て方を知りたいとき。

コピー用:

この書き手の記事に多い構成を、書き出しから最後までの流れで整理してください。原文はそのまま写さず、流れの要点だけで答えてください。

ケース2具体例やエピソードの入れ方を知りたいとき。

コピー用:

この書き手は、記事のどのあたりで具体例や自分のエピソードを入れていることが多いですか。その位置に置く理由として考えられることも教えてください。原文はそのまま写さないでください。

ケース3自分の記事に生かしたいとき。

コピー用:

この書き手の構成の特徴を踏まえて、私が書きたい「◯◯」というテーマの記事の見出し案を出してください。文章や言い回しは真似せず、流れの考え方だけを参考にしてください。

うまく答えが返ってこないとき

保存した記事を使うときのお願い

他の人が書いた記事は、その書き手の著作物です。保存した文章をそのまま自分の記事に使ったり、他の人に配ったり、転載したりしないでください。

このガイドの使い方5も、文章そのものではなく、組み立て方や考え方を学ぶためのものです。個人での学習・参考の範囲で、その書き手への敬意を持って使ってください。